風疹にご注意 – 両国駅前内科・透析クリニックブログ
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風疹にご注意

木村 庄吾 院長

腎臓内科専門医、透析専門医、腎移植認定医であり、
両国駅前内科・透析クリニックの院長である木村医師のブログです。

こんばんわ。両国駅前内科・透析クリニックの木村です。いよいよ今日から11月ですね、今年もあと2か月を切りました。

本日はTVでも紹介が連日のように流れている風疹についてです。当院も所属しています墨田区医師会より、予防接種事業の中で風疹抗体検査の対象となる方々の変更が、本日(11月1日)より行われています。妊娠を予定または希望している女性とその同居者に変更となりました。これはかなり重要です。10月までは女性とパートナーのみでしたが、助成対象の方々が増えたことは、妊婦さんやこれから妊娠を希望している方々には、かなりの朗報かと思います。これだけ流行しているのですが、やはり他人ごとに思われている方々も多いのも、事実です。

妊婦さんは抗体がないと妊娠後に判明してもワクチン接種ができないのが、一番困ることになります

妊娠20週頃まで(とくに、妊娠初期)の女性が風疹にかかると、胎児が風疹ウイルスに感染し、難聴、心疾患、白内障、そして精神や身体の発達の遅れ等の障がいをもった赤ちゃんがうまれる可能性があります。風疹にかかった妊娠時期により違いがあります。特に妊娠初めの12週までにその可能性が高いことが認められており、調査によって25-90%と幅があります。妊娠前に2回(子どもの頃も含めて)の予防接種をうけることによって、成人女性なら妊娠中に風疹にかかることを予防し、または妊婦以外の方が妊婦などに風疹をうつすことを予防できます。(ただし妊娠中は風疹の予防接種をうけることはできません)

だからまわりのみんなで妊婦さんをまもることをしてあげないといけないのです。自分には関係ないと思っていても、一度は抗体検査をして自分に抗体があるかないかだけでも知ることが大事です。当院でも抗体検査は行っていますので、御相談ください。